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2015-04-12

薬種・香原料「桂皮(けいひ)」


「桂皮(けいひ)」


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熱帯に生育するクスノキ科の常緑樹の樹皮をはいて、管状に巻いて作らた香辛料であり、生薬として使用される時は「桂皮」とも呼ばれ、ケーキやクッキー、パイなど様々なお菓子や料理の他に、シナモンティーやマサラ・チャイなどのお茶にも「スパイス」として使用されています。
香の原料として欠かせない香料でり、香りが高く、「スパイスの王様」とも呼ばれる程です。

原産地は中国南部からベトナム辺りだと考えておりますが、今では熱帯各地で幅広く栽培され、品種によって3つに分けられます。

中国・ベトナム産の「シナ肉桂(カシア・桂)」
日本産の「肉桂(日本桂皮・ニッキ)」
スリランカ産(セイロン島)の「セイロンシナモン

この3つは共に「桂皮」と呼ばれ混同され易いが、品種が違い、含まれている成分もそれぞれ違います。
*(特に中国・ベトナム産のカシアは香りの成分の一つ”クマリン”が多く含まれており、過剰摂取すると肝障害の恐れがあります)


「分布・起源」

シナモン」は古く紀元前4000年頃のエジプトで木乃伊を作る際、防腐剤として使用され、また、紀元前6世紀頃に書かれた旧約聖書(エゼキエル書)と古代ギリシア詩人(サッポー)の書いた詩にもシナモンが使用された記載が見られます。
中国では(25年-220年)の後漢時代に書かれた薬学書「神農本草経」で初めて記載されました。
日本では8世紀前半頃に伝来し、正倉院宝物の中にもシナモンが残されております、しかし樹木として正式に日本に入って来たのは「江戸時代の享保年間」であります。


「用途」

南アジア中東北アフリカなどの地域では料理やお茶でのスパイスの他にの材料として頻繁に使用されたり、中国漢方薬では”百薬の長”として(健胃剤、鎮痛剤、解熱剤、腹痛)などに使われております。
さらに抽出したシナモン油は消臭剤化粧石鹸香水などに使われます。


「香り」

スリランカ産(セイロン島)の「セイロンシナモン」は噛むとあっさりした甘さがあり、薬臭さや苦さは無く、辛みもない上品な香りをしています。

中国・ベトナム産の「シナ肉桂(カシア・桂)」は甘味はありますけどセイロンシナモン程ではなく、比較的にビターな香り(苦さ、渋さを残る)をしています。香りの刺激も強く、薬臭さがあります。

日本産の「肉桂(日本桂皮・ニッキ)」はシナ肉桂と比べて甘さが殆ど無く、辛さ苦みを持ち、刺激の強い独特な香りがします。


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