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2015-04-24

薬種・香原料「一角(いっかく)」


「一角(いっかく)」

1.gif


主に北極圏に生息している(クジラ目ハクジラ亜目イッカク科)の小型クジラ「イッカククジラ(一角鯨)の」であります。
体長はで約4.7m、雌で約4.2mに達し、雄の体重は1.5tに達する事もありますが、は殆ど1tにも満たさない。
全体的に胸びれは短く、成体では先端が上方に反り、背びれは持たない。

」を持っているのは「」のみです。

の持っている「」は非常に長い牙であり、この長い牙は「」が変形した物であります。
体長が最大で4.7m程度があるクジラに対し、その「角」は長さ3m重さ最大10kgにも達する事もあります。
通常は1本しか持っていないが、500頭に1頭程度の確率で1頭に2本持っている個体も存在します。

そして「雌」は角を持っていないが、約3%の確率で約1.2mの華奢な牙が生える事があります。
今ではその生存数は少なく、国際的条例によって国内輸入は禁止とされています。


「分布・起源」

イッカククジラ(一角鯨)」を見れる海域は北極海北緯70度から北、大西洋側とロシア側であります。
多くは「ハドソン湾北部」、「ハドソン海峡」、「バフィン湾」、「グリーンランド東沖」、「グリーンランド北端」から東経170度辺りの東ロシアに掛けての帯状の海域で見らますが、目撃例の最北端は「ゼムリャフランツァヨシファの北(北緯85度)」で、北緯70度から南は殆ど見られていません。


「用途」

西洋ではユニコーンの角は解毒作用があると考えられていた為、中世ヨーロッパでは多くの商人が「イッカククジラ(一角鯨)」の角を「ユニコーン」の角だと偽って販売していました。

そして日本江戸時代でもオランダ商人によって「イッカククジラ」の角が日本に伝わり、当時の百科事典「和漢三才図会」(1712年)でもイッカククジラ(一角鯨)が紹介されていました。
そして現在中国でも「解熱、解毒作用」があるとして漢方薬の材料として使われています。

ただ、現在「香料」の材料としては殆ど使われておりません

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