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2015-05-05

中国香文化の歴史と発展



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香木の「沈香」は多くの熱帯、亜熱帯圏の国々の熱帯多雨林で生産しており、そして国々によってその品質の分け方の様々ですね。
日本で「沈香」の最高級品は「伽羅(きゃら)」と呼ばれていますが、中国や台湾などの中華圏では「奇楠」、「奇南」、「伽楠」など呼ばれており、その品質を分ける基準も日本とは違います。







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「中国の香文化の発展」


中国で一番最初に「沈香」に関する記載があるのは(公元502—566年梁代)の陶弘景が記載した「名醫別録」で、「沈香」は”上品”というカテゴリーに分けられております。
そして()時代になると「沈香」を記載している書籍が多く出現する様になり、(の末)や(五代十国)時代になると「」の文化はさらに高度に発展を遂げます。



その後、()の時代になりますと質の良い沈香は「香中之王(香の中の王)」と呼ばれ、「香」の文化は最盛期の発展を遂げ、その時期ではもう既に日常生活の至る所に「香」の姿を見る事が出来ます。



そしてそれ以来「沈香」はさらに人々に珍重され、()の時代になるとさらに「一寸沉一寸金」と言われる程「沈香」は大変貴重な物となっていました。
しかし、(の末)になりますと、様々な内乱外患によって人々の生活は苦しみ、貧乏危難などによって、とても「香」を楽しめる余裕はありませんでした。
それによて、「香」の文化は徐々に消え去る様になり、人々の記憶から拭き消す事になりました。



ところで、近年では生活に余裕のある人が増え、さらに「中国の伝統文化を再び見直し重視しよう」という考え方が増えた事によって、「香」の文化を再び復活させようという動きが出始めています。



これから中国でも「」文化が再び重視される事によって、様々の伝統文化も改めて目にする事が出来る様ですね。



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