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2015-08-12

香りを採出できる漢方生薬―「川芎(せんきゅう)」


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「川芎(せんきゅう)」



白芷(びゃくし)と同じく「セリ科(Umbelliferae)」になりますが、「シシウド属(當歸屬、Angelica)」ではなく「マルバドウキ属(Ligusticum)」に属しており、漢方薬で頻繁に使用する生薬になります。
高さ30~60 cmになる多年草で特に「根茎」から独特な香りをし、茎の先には沢山の小さな花が咲きますが実は結せず、漢方では湯を通した後に乾燥させた「根茎」使用します。


元々の名称「神農本草経(しんのうほんぞうきょう)」には「芎窮(きゅうきゅう)」、「蘼蕪(びぶ)」などと呼ばれていましたが、中国の「唐」の後期の頃、「四川」辺りに多くの品質の良い川芎が産出されることから「川芎(せんきゅう)」という名称になりました。






「分布」


中国の「四川省」と「雲南省」、日本の「北海道」、「宮城」、「奈良」など。

原産地は中国だとされていますが、日本でも「江戸時代の(寛永年代)」以後から栽培されるようになり、そして「明治の中期」から本格的に栽培されて今では北海道を始め日本各地に栽培されております。
よって現代日本で使用されている「川芎(せんきゅう)」は殆ど日本産になります。





「用途」


主に漢方薬として使用され、性質は「」で血気の循環を促進したり、頭痛などの痛みを柔らける作用があることから昔からよく「頭痛」を治療する薬として使用されたり、「婦人関係の病、冷え症、皮膚疾患用、消炎排膿」などの治療薬として使用されて来ました。
また、香りを長く持たせる「保香作用」がありますので「保香剤」として使用することも可能です。



「香り」


川芎(せんきゅう)」の中には発散性のある「エッセンシャルオイル」や「アルカロイド (英: alkaloid  中国語:生物鹸)」、「 有機酸(Organic acid)」などが含まれており、そして主の香りの成分は「エッセンシャルオイル」になります。
その香りは薄い「当帰(とうき)」のような香りがします。


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